OpenAIが「Chrome」を買収!?【検索の常識が変わるかも】

どうも、DOGです。
今日は、OpenAIがChromeの買収に関心を示したというニュースが飛び込んできましたのでご紹介します!
OpenAIとは、あのChatGPTを開発している会社です。
これは単なる噂ではなく、実際にOpenAIの幹部が、米国で行われている独占禁止法の審理の中で発言した内容です。
今回はこのニュースをもとに、
- 何が起きている?
- もし本当にOpenAIが「Chrome」を買収したら?
- GoogleとOpenAIの今後の行方
を、わかりやすく解説していきます。
何が起きている?
現在Googleは、アメリカ政府から独占禁止法の観点で厳しい監視下に置かれています。
具体的には、
「Googleの検索エンジンを標準設定にすることで、他社の検索エンジンとの公正な競争を妨げているのではないか」
「検索結果の表示方法や広告表示の仕組みにおいて、自社のサービスを優遇しているのではないか」
などと指摘されています。
これにより、検索や広告事業を中心に、事業の一部分離を余儀なくされる可能性があります。
そんな中で、OpenAIの幹部であるニック・ターレイ氏が、「もしGoogleからChromeブラウザ事業が分割されるならば、それを買収することに興味がある」と発言したんです。
OpenAIは現在、ChatGPTを通じて検索の代わりになるようなサービスを提供していますが、
ターレイ氏は「ChatGPTが自前の検索技術だけで、問い合わせの80%に答えられるようになるには、まだ数年かかる」と述べています。
ChatGPTの検索サービス

そこで、「Chrome」を買収し、その検索技術を利用したいと考えているようです。
また、ChatGPTが「Chrome」と統合することで、GoogleのAIである「Gemini」のユーザーを奪うことができる可能性もあります。
もし本当にOpenAIが「Chrome」を買収したら?
仮にOpenAIが「Chrome」を買収した場合、何が変わるのでしょうか。
現在Chromeは、ブラウザの世界シェア64%を占め、2位の「Safari」を大きく引き離しています。
その「Chrome」がChatGPTと統合された形に変更されたら、検索の常識が大きく変わることになりそうです。
現状は、検索したい内容を入力すると、検索結果の一覧が表示されるだけですよね。
それが、ただページを表示するだけではなく、リアルタイムで検索結果の自動要約や、次にやることの提案、コンテンツ作成までAIが手伝ってくれることが日常になるかもしれません。

例えば、日常生活で考えると、閲覧しているレシピサイトから、AIがリアルタイムで買い物リストを作成したり、旅行サイトの情報から、旅のスケジュールや予約リンクを提示したりしてくれることが当たり前になるかもしれません。
実際に現状、OpenAIと提携している、Microsoftの「Copilot」では、ユーザーが表示している画面をリアルタイムで見て、そのページの要約や質問を、とても簡単にすることができるようになっています。
このように、ページの詳細を伝える必要はなく、ただ「このページを要約して」と言うだけで、すぐに内容を要約してくれます。


さらに、「このページに合うイラストを作成して」と伝えれば、ページの内容に合ったイラストを作成することもできます。


この機能は無料で誰でも使用することができます。
また、ウェブで検索する文言も、現状は、今日の天気が知りたかったら、検索窓に「今日 天気」のように単語で分けるのが一般的ですよね。

それが、「今日の天気を教えて」のように、自然に話しかけるように検索窓に入力することが当たり前になるかもしれません。
実際に今も、ChatGPTに対して、話しかけるように検索することが多くなってきたと思います。
このように「今日の東京の天気を教えて」と言うと、天気を検索して教えてくれます。


天気に加えて、花粉情報や、服装のアドバイスまでしてくれましたね。
ただ、まだ結構な確率で間違ったことを伝えられるので、結局、「Chrome」で検索し直したりすることがよくあります。
そのため、もしChatGPTが「Chrome」と統合したら、検索の精度が上がって、最強のブラウザが登場する可能性がありますよね。

AI主導のブラウザになり、「調査して、まとめて、資料作成する」が1つのブラウザで完結したら嬉しいですよね。
GoogleとOpenAIの今後の行方
Googleに対する独占禁止法の審理の結果次第では、Googleの方向性が大きく変わる可能性があります。
検索や広告事業の分離を義務付けられる可能性もありますね。
ただ当然ながら、Googleは「Chrome」を売却することに強く抵抗すると考えられています。
「Chrome」は単なるブラウザではなく、Googleアカウント、Gmail、Google Drive、Google Mapといった無数のサービスを結びつけるための、極めて重要な存在だからですね。
また、OpenAIはMicrosoftと提携しており、もしこれに加えて「Chrome」も手に入れたら、Googleにとってはかなり脅威です。
もしOpenAIが「Chrome」の買収に成功した場合、「AIブラウザ時代」が到来し、IT業界の勢力図が大きく塗り替わる可能性がありますね。
まとめ
今日は、OpenAIが「Chrome」を買収したいと考えているという話でした。
AI主導のブラウザが誕生したら、今までの検索の常識がガラっと変わることになりそうですね。
今後の動きにも、引き続き注目していきます!

